温家宝総理は17日、訪問中のニューデリーで開かれた両国文化界による座談会の席上、「中国とインドは戦略的協力パートナーシップを推し進めると同時に、文化交流と若者同士の交流を重視し、相互の理解と信頼を深め、意見の食い違いと矛盾をなくさなければならない」と述べた。
インド訪問を終えるに先立って、温総理はこの座談会に出席し、「文化は民族の魂であり、国の発展に動力を絶えず提供する源でもある。中国とインドが文化交流や若者同士の交流を重視することは、各分野の協力拡大にとって良い基盤となる。龍(中国)と象(インド)との協力で文化や青少年からスタートさせれば、この二つの偉大な民族の子々孫々の友好は実現でき、両国関係も明るい大きな希望が持てる」と述べた。
この座談会には、中国とインド両国からの十数名の文学、映画、学術、マスコミ、教育などの分野の有識者が出席し、中国とインドの文化交流展開に様々な提案を行った。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年12月19日