韓国の国防部が今日に発行した2010年版『国防白書』では、明確に「朝鮮政権と軍隊は我々の敵」としている。
この新しい『国防白書』では、朝鮮は通常の軍事力を大規模に増強し、核兵器やミサイルなど大量破壊兵器を開発して、哨戒船「天安号」沈没事件や延坪島砲撃事件などを起こした一連の挑発的な行動は、韓国の安全を大いに脅かし、このような脅威が存在する限り「朝鮮政権と軍隊は我々の敵」だとしている。
韓国メディアの報道によると、これは2004年度版『国防白書』から「朝鮮は主要な敵」という表記が削除されて以来、「朝鮮は敵」と明記されるのは今回が初めてで、韓国軍の関係者も「これは事実上もとの『主要な敵』という考えが戻った」と話す。
朝鮮は現在、陸海空軍の演習を実施し、国境地域に戦車を配備するなど、一連の強硬的な軍事的対応をとっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月30日