中米関係新局面に冷淡な日本 神経過敏で辛辣批評

中米関係新局面に冷淡な日本 神経過敏で辛辣批評。 中日両国の外交、防衛担当官は20日、中日安保対話を開いた。直前まで、今回の対話は中日関係に春をもたすとの見方が強かった。しかし、同じ日に菅直人首相が「歴史の分岐点に立った日本の外交」と題する演説を行い、中国の国防力の増強と海洋活動の活発化に懸念を示した…

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発信時間: 2011-01-26 16:56:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽中米関係新局面に冷淡

中国に対する「神経過敏」な雰囲気は日本の官僚だけでなく、メディアの報道にも充満している。胡錦涛主席とオバマ大統領の会談に関する日本の報道を一通りみてみると、一部の比較的中立な内容を除いて、大多数が会談の成果にあっさり触れるだけか、逆に中米間の対立を故意に強調する内容もある。さらには報道の重点を一部の「反中団体」にあてているメディアまであり、それによって今回の訪問の成果を否定しようとしている。

日本のメディアによる中米首脳会談の報道から、今回の中米間の握手が、「米国の古き同盟国」であることが自慢の日本に少なからず衝撃を与えたことは明らかだ。また、日本のメディアの行間に見られる辛辣な批評から強烈な嫉妬心も伺える。

日本側の計画では、菅首相は今春にも米国を訪問し、オバマ大統領と日米同盟をさらに深化させる協力事項を確認する予定だ。しかし、日本政府は普天間基地の移転問題に関して地方自治体となお硬直した状態にあり、日米関係の大きな不安定要素となっている。菅首相はこの問題をいかに米国に「説明」するか頭を悩ませている。こうした現実的背景と心理的葛藤の中で、今回の中米関係の「前進」はもともと敏感な日本の世論をさらに落ち着かないものにした。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月26日

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