韓国が西部海域の軍事力増強、朝鮮の不満を呼ぶ

韓国が西部海域の軍事力増強、朝鮮の不満を呼ぶ。

タグ: 韓国 朝鮮

発信時間: 2011-02-10 17:00:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 韓国メディアは先日、韓国軍が海兵隊を1200-2000人増強し、増強兵力を主に延坪島など西部海域の島々に配置する計画だと報じた。韓国国防省は9日、人民日報の電話取材に対し、この報道を直接否定はせず「西部海域の軍事力整備は計画的に進め続けているが、具体的な計画や詳細を明らかにするのは控えたい」と述べた。

 韓国聯合ニュースは8日、国防省と合同参謀本部が海兵隊の増員を決定し、すでに具体的計画を策定したと報じた。現在海兵隊の兵力は2万7000人余り。増強兵力は主に白リョン島、延坪島、大青島など西部海域の島々に配置、一部は4月新設予定の「西北海域司令部」に編入されるという。報道は「海兵隊兵力の増強は、大規模上陸作戦の阻止を柱とする従来の防御的理念から、衝突発生時に効果的な反撃が可能な攻撃的理念への転換を意味する」との韓国軍関係者の話を紹介している。

 朝鮮の「労働新聞」は先日、韓国側のこうした動きを非難する論説を掲載。韓国軍が1月に行なった一連の演習や行動を列挙し、「韓国には戦争の火薬臭が充満している」としている。また「韓国による戦争の挑発によって、朝韓間に新たな緊張がもたされ、ようやく形成された対話の雰囲気が損なわれた。韓国は昨年対立を求め、朝韓関係を最悪の危機に陥れた。韓国当局は教訓を学ばねばならない。緊張と対立の激化によって問題を解決することは絶対にできない。韓国当局は挑発行為を止め、誠意に富む対話と協議の開催に早急に同意しなければならない」と指摘している。

 「人民網日本語版」2011年2月10日

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