資料写真:米韓軍事演習
▽米日韓軍事同盟が東北アジアの安全を脅かす
中国人民大学国際関係学院の金灿栄副院長は、朝鮮半島情勢が敏感な時期に軍事演習を行うのは朝鮮半島の安全保障情勢の安定によくないと指摘する。米国は米韓軍事演習と米日軍事演習を一緒に行い、この軍事演習を通じて将来的な米日韓軍事演習の起訴を固めたいと考えている。この考えは昨年末に提案されたが、いまだに実現していない。
中国現代国際関係研究院米国研究所の張文宗氏によれば、米韓、米日軍事演習が同時に行われれば、朝韓情勢がさらに緊張し、東北アジアの安全保障環境をさらに悪化させ、東アジアの平和と安定によくない。米日韓軍事演習を実施し、3カ国軍事同盟を築き、東北アジアにおける安全保障の主導権を強化することが米国のかねてよりの戦略だ。昨年末、韓国は初めて米日軍事演習に観察員を派遣、韓日はさらに後方勤務支援と情報協力の強化を目的とする協定を締結した。今回日本がどのような形にせよ米韓軍事演習に参加すれば、東北アジアの安全構造の重大な変化を意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月28日