米韓・米日軍事演習今日から同時進行  東北アジアの安全を脅かす

米韓・米日軍事演習今日から同時進行  東北アジアの安全を脅かす。 米国が頻繁に韓国や日本と大規模な軍事演習を実施するのは、同盟国支援というだけでなく、朝鮮を威嚇し、周辺国に米軍の威力をひけらかし、アジアにおける「軍事的存在」を誇示するねらいがあり、その結果、地域の緊張情勢をさらに複雑化、悪化させ、地域の平和と安定によくない…

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発信時間: 2011-02-28 11:11:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:米韓合同軍事演習

韓国と米国は2月28日から3月10日にかけて毎年恒例の合同軍事演習「キー・リゾルブ(Key Resolve)」を行う。韓国のメディアによると、米航空母艦も今回の演習に参加するという。同日、日米合同軍事演習も日本の横須賀基地で始まった。日米両国の原子力潜水艦ヒューストンが初めて弾道ミサイル迎撃シミュレーション演習を共同で実施する。演習期間は28日から来月3日まで。

▽合同軍事演習で威力誇示

韓国統一研究院の崔春欽研究員は記者に対し、「キー・リゾルブ」は毎年恒例の軍事演習で、防御演習であって軍事挑発ではないと指摘し、「韓国と朝鮮の関係がわりと良好な時期にもずっと行われてきた。韓朝関係改善は合同軍事演習をするかどうかで決まるものではない。重要なのは双方の政府が関係改善の誠意があるかだ。一方、合同軍事演習は韓国の多くの人の感情を落ち着けるのにも重要な意義がある。現在、韓国国民の多くが韓国自身の安全保障に不安を抱いている。国民の不安を打ち消すことも韓国政府は考えなければならない」と語った。

また、日本の安全保障問題の専門家によると、広義には日米軍事演習の目的はすべて威力を誇示するためのものだ。いわゆる威力とは簡単にいうと心理的な優位性のこと。日米安保条約を土台に、米国の、周辺国に対する威力を有効に保つにはまず、米国が日本のクイックレスポンスメカニズム保護を維持すること、次に周辺国に緊密な日米関係を誇示することが欠かせない。日米安保で最も重要なのは緊密な日米関係を保つことで、合同での対ミサイル演習は弾道ミサイル発射能力のある国や挑発を企てている国に威力を誇示するためのものだという。

米国が頻繁に韓国や日本と大規模な軍事演習を実施するのは、同盟国支援というだけでなく、朝鮮を威嚇し、周辺国に米軍の威力をひけらかし、アジアにおける「軍事的存在」を誇示するねらいがあり、その結果、地域の緊張情勢をさらに複雑化、悪化させ、地域の平和と安定によくないと東アジアの軍事専門家の多くは見ている。

▽米日韓軍事同盟が東北アジアの安全を脅かす

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