外交部の姜瑜報道官は31日午後の定例会見で、東中国海で中国国家海洋局のヘリコプターが日本の護衛艦に「異常接近して監視した」と日本側が主張している件について、記者の質問に答えた。
----日本側は中国国家海洋局のヘリコプターが26日に東中国海で日本の護衛艦に異常接近したと指摘し、日本側が震災からの復興に追われている時のこのような行動は極めて「遺憾だ」としている。すでに日本は中国に申し入れを行った。これについてコメントは。
東中国海問題における中国の立場は明確かつ一貫したものだ。中国側ヘリは正常なパトロール活動中で、日本側艦船とも安全に必要な距離を維持していた。この件は日本国内で行われている救援活動とは全く関係がない。
指摘しておくべきことがある。東中国海の一部海域について中日間には異なる主張がある。日本側はこの問題において責任ある姿勢をとり、すべきでない事をするのを止め、事態が一層複雑化して両国関係の大局に影響が出ることを防ぐべきだ。
「人民網日本語版」2011年4月1日