◆目まぐるしい首相交代が経済の損失に
日本の政治体制の2つ目の特徴は、「目まぐるしい首相交代」だといえる。日本は間違いなく全世界で最も首相が頻繁に交代する国だ、1885年に伊藤博文が第一代首相に就任して以来100年余りで首相が100人以上交代している。日本は誰が首相になろうと、大臣になろうと混乱している。日本の運命を決めるのは大企業家や資本家だ。日本経済が低迷からどう抜け出すかが日本の大きな課題となっている。
「日本神話」の崩壊は日本の政治体制と深く関わっていると筆者は考える。資本主義世界がこれからもずっと繁栄するならまだしも、資本主義が衰退している時代に、日本の今のやり方では大きな波を乗り越えるのが難しくなってきている。それでは神話が崩壊しないわけがない。(作者 陳群氏)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月16日