中国海軍、環海南島海上で初の実兵演習
◆部隊の非戦争軍事行動力を検証
東方網は18日、米国の著名な海事専門サイトが17日発表した記事を引用し、中国とベトナムの間で南中国海をめぐって戦争が勃発した場合、ベトナムは間違いなく負けるだろうと伝えた。いずれにしろ、戦争は地域や地球の経済にとっても、戦闘に参加する人々にとってもひとつの災難となる。双方が平静を保ち、太平島に関わる対立解消に努力し、近海における海軍の戦争を回避することが望まれる。
一方、中国東部沿海の利益衝突は歴史的に複雑な問題を抱えている。この問題を解決するのは相当難しい。これらの問題は武力によっては根本的な解決は図れない。本当の意味で互恵・ウィンウィンの結果を得るには平和的な討論を基礎に、ウィンウィンの方法で解決するしかない。それこそが調和の取れた海洋、調和の取れた世界につながる道だ。中国海軍初の環海南島海上における演習は武力の宣揚ではなく、部隊の非戦争軍事行動力を検証し、多様な軍事任務をこなす能力を高め、調和の取れた海洋、調和の取れた世界に自らが果たすべき貢献をするのが目的だといえる。