◇声明抜粋 中国に3度言及
米国務省のホームページに掲載された「米日安全保障協議委員会共同声明」はアセアンと朝鮮に4度、中国とインドに3度言及していた。共通戦略目標の抜粋は以下の通り。
●日本の安全を確保し、アジア太平洋地域の平和・安定を促進する。
●中国は地域における安定と繁栄、国際問題における協力、国際的な行動規範順守の方面で、責任ある建設的な役割を担う。米国、日本、中国の間に相互信頼を確立し、中国は軍事力近代化と活動の透明化を改善する必要がある。
●アジア太平洋地域の問題へのロシアの参加を奨励する。北方領土問題の解決を通じて日ロ関係の全面的な正常化を実現する。
●地域の安全を不安定にしうる軍事力を一部の国が追求・配備しないよう促す。
●米日とアセアンの間の安全協力を強化する。
●地域問題処理へのインドの参加を歓迎する。米日印の三カ国対話を促進する。
●航行の自由を守るという原則に従い、海洋の安全を守る。
●レアアース(希土類)などの重要な資源・原材料の供給多様化に向け対話を展開する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月23日