呉邦国全国人民代表大会(全人代)常務委員会委員長は24日、北京の人民大会堂で、ヨルダンのマスリ上院議長と会見した。
呉委員長は中国とヨルダンの関係を積極的に評価し、次のように述べた。ヨルダンは中国の良き友人、良きパートナーだ。双方の努力により、両国関係は史上最良の時期を迎えている。政治面で尊重しあい、平等に付き合い、政治的相互信頼は絶えず強化されている。ヨルダンが台湾、チベット、新疆など中国のコア利益にかかわる問題で、中国を断固として支持していることに感謝している。双方は経済面で優位性による相互補完を進め、経済協力で大きな成果を収め、中国はヨルダン第2位の貿易相手になっている。文化・人的分野では、緊密な交流を進め、学びあっており、両国人民の友情は絶えず深まっている。国際・地域問題では、多くのコンセンサスを共有し、好ましい連携を保っている。ヨルダンとの友好関係の発展を非常に重視している。平等互恵、共同発展の原則に基づいて、両国の各分野のさまざまなレベルの交流と協力を進め、協力の潜在力を十分に掘り起こし、協力の内容を充実させ、両国関係を絶えず発展させていきたい。
さらに次のように指摘した。議会交流は国家関係の重要な一部である。中国全人代とヨルダン上下両院との友好往来を拡大し、民主と法制、国家管理と政権運営面の交流を強化し、相互理解を深め、実務協力を促し、国家関係発展のために智恵と力を結集していきたい。