双方は中東情勢について突っ込んだ意見交換を行った。呉委員長は次のように述べた。中国側は、ヨルダンを含む中東諸国および国際社会とともに、パレスチナ問題の公正で合理的な解決を促し、地域の平和、安定、発展を守り、促すために、努力を重ねていきたい。
マスリ議長は次のように述べた。ヨルダン人民は、中国人民に友好的な感情を抱いており、常に中国の発展に関心を寄せている。中国が自国の国情にかなった発展の道のりを探し出したことに敬服している。ヨルダンは、中国を重要な協力パートナーとしてみており、国王、政府、議会は中国との友好協力を発展させるために積極的に努力している。ヨルダン側のこの強い政治的な願いを伝えることが、今回の訪問の目的だ。ヨルダン上院と中国全人代との友好交流を強化し、両国関係を絶えず新しい段階に推し進め、両国人民により大きな利益をもたらしていきたい。
(新華網日本語=中国通信社)2011年6月25日