◇絶えず変化する情勢
「南海艦隊」の護衛艦
「南海艦隊」の護衛艦
多くの軍隊内部では「中国脅威論」は 「われわれの要求は只一つ。われわれの利益を傷つけないことだ」と退役した徐光裕将軍は語る。
しかし、中国の利益が“曲線的”に拡大する中、航路や石油の供給ルート、海外在住者などより多くの要素に関連してきている。「米国はこの絶えず変化する情勢を受け入れる必要がある。中国の強大化に伴い、われわれは海上の主権および周辺領土のいかなる問題における立場も表明するだろう。中国の立場は“積極的な防衛”である。中国はまた、海外の軍事基地を建設したり、米国に代わって“世界の警察”になるつもりはない」と徐氏は話す。
さらに強硬な態度がある。中国の国営紙「環球時報」は最近、中国の海外軍事基地建設を要求する社説を発表、「世界がアジア太平洋地域および全世界のより多くの責任を負担するよう中国に求めるなら、国際的な軍事協力への参加も認め、海外軍事基地建設の必要性を理解するべきだ。それによって世界がより安全になるだけでなく、貿易ルートを海賊やテロリストから守ることもできる。中国の海外における軍事行動への懸念は中国とその他の世界を孤立させるだけだ」と言及した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月27日