中国国家博物館の展示「復興の道」を取材した。来場者一人一人が眼前の展示に深く心を揺さぶられていた。同館拡張工事後の最初の大型展示として3月1日に始まった「復興の道」は、1840年のアヘン戦争から170年余りの、貧しく弱い状態から復興への中華民族の偉大な道のりを絵巻のように描き出している。100日余りで累計来場者数は延べ70万人を超えた。数多くの生き生きとした展示、史料が中国人の心に強い感慨を呼び起こしている。
同館によると6月10日までに団体客は延べ5677組、1日平均7000人余りが来場。7万件余りの感想が寄せられた。
「復興の道」はスペース全体の環境設計において、展示壁やジオラマなどを用いて、上り下りや音響効果のある見学ルートを構成する同時に、彫塑、油彩画、中国画、模型、タッチパネルなど革新的な展示手段を多数採用して、新鮮な展示を実現している。