南スーダンは隣国ケニアに通じるパイプラインを建設し、北スーダンのパイプライン依存から脱却したがっている――独立を果たしたばかりの南スーダンに関するこのニュースに今、世界のメディアが注目している。南スーダンはスーダンの85%以上の石油を産出しているが、現在は北部にしかパイプランがしかない。「新しいパイプラインが建設されれば、北部のパイプラインは存在価値がなくなる」と日本のメディアは報じ、「中国、日本、米国の企業が新しいパイプラインの建設権をめぐり争っている。今のところ中国企業が優勢だ」という。環球時報が伝えた。
毎日新聞は18日、「油田の4分の3は南部に集中するが、輸出港へのパイプラインは北部にしかない。北部がパイプラインを止めたら、南部はお手上げだ。そのため南部は新しいパイプランの建設に意欲的だ」とし、ケニアの調査報告書を引用し、「南スーダンの原油を首都ジュバからケニアのラム港へと運ぶ新パイプライン(約1400キロ)構想が描かれ、ウガンダで発見されたばかりの油田とも結ぶ」と伝えた。