有人潜水艇の潜水員選抜、宇宙飛行士にも匹敵

有人潜水艇の潜水員選抜、宇宙飛行士にも匹敵。 7月30日午後1時2分、有人潜水調査船「蛟竜号」が4回目の潜水を行い、海底に目印を置いて母船に帰還し、9時間近くに及ぶ潜水は無事成功した。潜水員の選抜条件の厳しさは宇宙飛行士にも匹敵するほどだ。年齢35歳以下の男性で、大学本科以上の学歴、しかも船舶・機械・電子専攻に限る…

タグ: 有人潜水調査船 蛟竜号 潜水員 選抜 宇宙飛行士

発信時間: 2011-08-03 13:51:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇潜水員の選抜:宇宙飛行士に並ぶ厳しさ

 

今回深海に潜ったのは、蛟竜号の主任設計士で「深海の兄」と呼ばれている葉聡さん(32)、声学専門家の楊波さん、80年代生まれの付文韜さん。

潜水員の選抜条件の厳しさは宇宙飛行士にも匹敵するほどだ。年齢35歳以下の男性で、大学本科以上の学歴、しかも船舶・機械・電子専攻に限る。外国語のレベルも国家外国語試験4級以上となっている。潜水員は潜水調査船の構造、設備、操作のほか、水面下の状況について科学者より熟知していなければならない。潜水員はただの運転士ではなく、エンジニアであり、科学者でなければならない。

付さんによると、潜水前は刺激のあるものや胃腸を壊しやすい食べ物を口にしてはならないという。水深3700メートルまで潜る場合、浮上するのに100分、潜水するのに100分、作業に300分かかる。その間、船内で食事を摂る必要がある。船内ではトイレに行くのが不便なため、彼らは普段朝食は摂らない。

また、潜水員は狭い空間の中で仲間への影響を与えないため、体臭があってはならず、体重は80キロを超えてはならないという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月3日

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