◇中国の平和的発展を阻もうとする右翼勢力
近年、中日両国の指導者の努力の下、中日の戦略的互恵関係派大きく進展し、両国の政治と安全保障関係は総体的にいい方向に向かっている。にもかかわらず、日本は両国関係の大局を顧みず、「冷戦思想」を色濃く残す新白書を発表した。中国は近年、軍事の透明性を高めようと努力しているのに、日本はどうしてそれを顧みず、「中国脅威論」を繰り返すのか?中国に対する兵力配備を強化し、平和を求めるのではなく、対抗しようとするのか?
その原因は日本国内にある。平和と発展に反する右翼勢力が存在するためだ。彼らは「冷戦思想」を固持し、封じ込めや抑圧などによって中国の平和的な発展を鈍らせ、阻害しようと企てている。彼らが中国の軍事的な発展動向にそれほど注目し、中国の正常な軍事力整備に非難を繰り返すのは、中国パワーの拡大に対する「焦り」と強烈な警戒心からで、「中国脅威論」を散布することで自らの軍事力拡大の口実にするためでもある。日本のこうした中日関係の大局を顧みず、「中国の脅威」を口実に防衛政策の調整と防衛力の整備を進め、「防衛専門」の軍事戦略方針を変えようとするやり方に、われわれは強く警戒しなければならない。(文=孫成崗)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月4日