日本、防衛白書で中国敵視 「方向性間違えている」

日本、防衛白書で中国敵視 「方向性間違えている」。 日本政府は2日に打ち出した2011年版防衛白書で再び矛先を中国に向けた。白書は「中国の海洋進出の拡大化と常態化」に懸念を示し、中国の軍事動向に引き続き「警戒」する必要があるとしている。日本の隣国である中国はずっと平和を尊び、互恵・ウィンウィンを主張してきた。日本が中国を敵視するのは、方向性を間違っており、両国・両国国民にとってもいいことはない…

タグ: 日本 防衛 白書 中国 敵視 方向性 マカオ

発信時間: 2011-08-05 13:27:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本政府は2日に打ち出した2011年版防衛白書で再び矛先を中国に向けた。白書は「中国の海洋進出の拡大化と常態化」に懸念を示し、中国の軍事動向に引き続き「警戒」する必要があるとしている。日本の隣国である中国はずっと平和を尊び、互恵・ウィンウィンを主張してきた。日本が中国を敵視するのは、方向性を間違っており、両国・両国国民にとってもいいことはない。澳門(マカオ)日報が伝えた。

2010年12月に発表された新しい「防衛計画の大綱」と同じく、新白書は「急速に軍備拡充」する中国に対する「警戒感」が随所にみられる。新白書は2010年9月に起きた中日船舶衝突事件後を念頭に、「周辺諸国と利害が対立する問題をめぐり、高圧的とも指摘される対応を示すなど、今後の方向性に不安を抱かせる面もある」と明記。一方、中国はこれまで日本に歴史を尊重し、これ以上得をしようと考えないよう何度も忠告してきた。釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題で、日本が態度を変えなければ、今後摩擦は避けられないだろう。中国が主権、領土において譲歩することはないが、中国が論争の棚上げを主張しているにもかかわらず、日本はなぜそれに耳を傾けようとしないのか?

日本は中国に対抗する姿勢をとり、問題海域の「防衛」力を強化しようとしている。日本側は、中国の急拡大する軍事力がこの島嶼を脅かしていると考えている。白書によれば、自衛隊はこの一帯に監視部隊と輸送機などを配備し、攻撃に対応する訓練を行う予定だという。先月26日に行われた中日防衛次官級協議で、中国人民解放軍の馬暁天副総参謀長は「日本は危険な方向に向かっている」と日本が中国けん制のために陸上自衛隊を南西諸島に配備していることを批判した。

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