アジア各国、植民地時代の遺物に対する態度様々

アジア各国、植民地時代の遺物に対する態度様々。 黒龍江省方正県は6日、「日本開拓団」のために立てられた記念碑を撤去した。この結果を促したのは、「国恥忘却」、「尊厳放棄」といった地元政府に対する中国のネットユーザーの非難だった。日本のメディアの目には、記念碑を砕いた人は暴徒であり、中国人は「排外的」で、「寛容さに欠ける」と映ったようだ・・・

タグ: アジア  植民地時代 遺物 日本 開拓団

発信時間: 2011-08-09 14:57:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇深い傷を負った北東アジア

中国外交学院の蘇浩氏によると、アジアの多くの国は欧米などに侵略・植民地統治を受けた歴史をもつ。特に南アジアや東南アジアの一部の国は植民地統治の歴史が長く、多くの国は当時、独立した民族国家の形さえなしておらず、フィリピンのように国名もスペイン国王の名前に由来している所もある。これらの国は侵略者の迫害に遭う一方で、西側の侵略者が国の近代化建設に加わり、400年以上の歴史になる。西側の統治者が残した痕跡はすでに彼らの文化の一部となっており、そのため彼らの気持ちも複雑だ。

それに比べ、中国や韓国など北東アジアの国は数千年の国家・民族構築の歴史があったため、西側や日本の侵略・残虐な統治でより深い傷を負った。特に日本は侵略の歴史は相対的に短かったが残酷さを極め、中国や韓国を滅亡させ、子孫を絶やそうとした歴史は民族の記憶に深く刻まれている。

日本の植民地統治は中国や韓国などの国に大きな災難と苦痛をもたらした。一部の日本人は中国人の反応は過激だというが、それは中国を含むアジアの多くの国が日本から受けた傷に対する理解が不足しているからだ。日本は各国がなぜ日本に対する歴史の記憶を今でも引きずっているのか反省しなければならない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月9日

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