韓国、露製「T50」に興味示す 中日に対抗する戦闘機に

韓国、露製「T50」に興味示す 中日に対抗する戦闘機に。 韓国が第三段階のF-X(次期主力戦闘機)選定条件を調整したことで、ロシアの第5世代戦闘機「T-50」もその候補となった。韓国側が発表した競争入札製品リストにはいくつかの疑問点がある。韓国はなぜ大規模に入札募集範囲を拡大したのか・・・

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発信時間: 2011-08-09 16:31:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ロシアの戦闘機「T50」

韓国が第三段階のF-X(次期主力戦闘機)選定条件を調整したことで、ロシアの第5世代戦闘機「T-50」もその候補となった。ロシアの週刊誌が3日、伝えた。

韓国・朝鮮時報が明らかにしたところによると、ロシアの航空産業は積極的に輸出競争に参加しようとしている。航空大手スホーイ社は、韓国空軍向けに近代化戦闘機を供給する競争に参加し、第5世代戦闘機「T-50」を推薦する意向を示した。韓国国防省の担当官によると、韓国空軍の戦闘機60機、総額78億6千万ドルの契約を争うのは米ロッキード・マーティン社のF-35 ライトニング II、ボーイング社のF-15SEサイレント・イーグル、ユーロファイター社のタイフーンになるだろうと話していた。だが、より多くの企業が競争に参加できるよう選定条件を調整したことから、欧州のEADSとロシアのスホーイ社も競争入札に参加するという情報がある。

◇米国に圧力をかけるためか?

韓国側が発表した競争入札製品リストにはいくつかの疑問点がある。韓国はなぜ大規模に入札募集範囲を拡大したのか。韓国は一体どんな航空機を必要としているのか?ロシアの大型戦闘機「T-15」はまだ使用準備段階まで進んでいない。米国の第5世代軽量戦闘機「F-35」も実用段階には入っていない。欧州の第4世代戦闘機「タイフーン」は最新型電子設備を搭載していない。米国の新型製品「サイレント・イーグル」はステルス性能や近代的な電子設備を搭載しているが、第4世代に属している。

各段階の競争入札状況を見ると、韓国空軍が必要とするのは第4世代+、或いは第4世代++の大型多目的戦闘機で、かつ地上/海上の目標を攻撃するのに必要なすべての設備を搭載している戦闘機であることは明らかだ。ところが、韓国は第5世代戦闘機にも関心があると発表、これには理解に苦しむ。或いは、韓国はこうした行動を通じて米国に圧力をかけ、値段交渉を有利に運ぶか、より先進的なF-15Eを供給させようとしているのかもしれない。

◇アジア情勢を考慮してのことか?

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