ロック新大使:中国系であることは米「スポークスマン」の役割に影響しない

ロック新大使:中国系であることは米「スポークスマン」の役割に影響しない。 米国のゲーリー・ロック新中国駐在大使が14日、就任後初めて記者会見し、その中で「二国間と国際的なカギとなる問題で進んでいる両国の協力を引き続き拡大する」と表明した。内外の記者100人余りが取材した…

タグ: 中米 理解 協力 ロック 新大使 会見

発信時間: 2011-08-15 11:33:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「中国駐在大使の職務はかなり重要だが、中米関係において決定的役割を果たすというわけではなく、本質的に大統領の代理である。また一方、ロック氏が中国系だからと言って、米国人であることが変わることはなく、従ってわれわれは期待しすぎてはならない」、中国人民大学国際関係学院の金燦栄副院長はこう指摘した。

また金副院長は次のように述べた。ロック氏はワシントン州知事や商務長官を務めた経歴が大使になるうえで強みとなった。閣僚を大使に任命したことはオバマ政権が中米関係を非常に重視していることを示している。閣僚だったことからホワイトハウスとのパイプもスムーズで、大使が橋渡しの役割を果たすのにもプラスだ。

同時に中米関係の複雑性や米国内の経済回復力不足、債務危機などに直面しているため、ロック大使は任期中も多くの挑戦(試練)に直面する。大使はあいさつの中で「米国と中国には極めて重要かつ複雑な外交・経済関係があり、それに試練があることは疑いない。しかし、協力拡大の極めて大きな希望もある。中国政府と共に努力し、この希望を実現することに期待している」と述べた。

わずか20分の記者会見が大使としての仕事のスタートとなった。ネット上に今回の記者会見について、大使は中国語がまだできないようだが、早く多くの人から話を聞くべきで、この仕事は「任重く道遠し」だと論評する書き込みが見られた。

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