鉄道部の王勇平報道官が高速鉄道事故の記者会見後に解任されたことで、報道官という特殊なポストへの注目が高まっている。新京報が伝えた。
国務院新聞弁公室は2004年末に第1期報道官(62部・委員会、計75人)名簿を発表した。王氏はその1人だった。これは当時、政務公開促進の重要な一歩と見なされた。
第1期報道官はこれに先立ち北京で研修を受けていた。当時30-45歳で、王旭明・元教育省報道官、毛群安・衛生省報道官、黄毅・国家安全生産監督管理総局報道官、姚景源・元国家統計局報道官らの名が並ぶ。
国務院新聞弁公室はそれから7年後の2010年12月末に第7期報道官名簿を発表した。第1期報道官で依然「在任中」は13人のみだった。このうち中国保険監督管理委員会の袁力報道官は今年6月に中国人寿保険の会長に就任した。
他の報道官は栄転、企業や地方への異動、機構改革または定年などで退任している。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年8月18日