腐敗取締り:大衆7割が満足するも依然厳しい情勢

腐敗取締り:大衆7割が満足するも依然厳しい情勢。 2010年5月26日に重大な制度が始まり、全社会の注目を集めた。「指導幹部の個人関連事項の報告に関する規定」だ。これにより全国100万人余りの県・処級以上の指導幹部に、婚姻状態の変化、配偶者や子女の中国大陸部外への転居、就業、所得、不動産、投資などの状況の定期的な報告が義務づけられた…

タグ: 腐敗 成果 党風 廉政 建設

発信時間: 2011-08-25 11:19:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

■腐敗蔓延をどう抑え込むか

現在、わが国の経済・社会体制は深い変革過程にある。歴史の経験は、こうした時期に往々にして腐敗が頻発すること、腐敗の増加が複数の要因によるものであることを物語っている。その要因とは第1に体制の抜け穴、第2に利益の誘惑、第3に監督力不足、第4に道徳的要因である。

このほか反腐倡廉の取り組みには依然弱い部分も存在する。例えば教育の不十分さ、制度の不備、防止力不足などだ。事件の調査においてもエンフォースメントが厳格でなく、厳罰に処分すべき事件が厳罰に処分されないことがある。

腐敗を誘発する主観的、客観的要素が非常に複雑であり、腐敗蔓延の抑え込みが長期的プロセスであることがわかる。抜本的対策と個々の取締りの併行、総合的対策、処罰と防止の併行、防止重視の方針を全面的に貫徹しなければならない。腐敗処罰・防止システムを整備し、腐敗を断固処罰すると同時に、根本的解決と制度整備をより重視し、腐敗を全面的に防止し取り締まる「天の網」を編み、腐敗を最少にまで減らさなければならない。

「人民網日本語版」2011年8月25日

 

     1   2  


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。