中国の楊潔チ外相は26日に北京で、外務省が28年ぶりに報道・広報制度を改善することを明らかにした。それによると、これまで一週間に2回開かれていた定例記者会見が9月1日から5回に増やされる。
楊外相は、新たな報道・広報制度により、外務省の報道官が地域や国際の焦点となる問題及び突発的事件について、いち早く解決策や自国の立場を表明できるとし、「外務省の発表速度を大幅に向上させるだろう」と述べた。
また外務省新聞局の馬朝旭局長は、「自国に対する他国の誤解と懸念を払拭できると共に、国内の人々は国際情勢と外務省の役割をよく理解できるようになるだろう」と述べ、この措置を通じて、中国は世界諸国との相互理解と信頼を深められるとの考えを示した。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年8月27日