ラスベガス北部から100キロ離れた場所に米軍秘密基地「エリア51」はある。この周辺ではよくUFO(未確認飛行物体)が確認される。この半世紀、米軍は「エリア51」の真相について固く口を閉ざしてきた。
「エリア51」とは、ラスベガスから北に約95マイル行ったところにある575平方マイルの米連邦政府の土地。1950年に米政府がネバダに核兵器実験場を建設した際、この地域も含まれていた。軍事地図での区画名称が「エリア51」であるためそう呼ばれる。1994年まで米軍はこの軍用機でさえその上空を飛行することを禁止されていた区域の存在を否定し、今でもそれに関連する状況をあまり明らかにしていない。
「エリア51」については、ロシアの衛星コメータがとらえた衛星写真が最近インターネット上で公開された。
「エリア51」を囲む空中立ち入り禁止区域は26×25マイル。グルームレイクを中心に広がる575平方マイルの区域を、軍のパイロットは「ボックス」と呼び、彼らでさえ立ち入りを禁止されている。
ネリス試験訓練場にはエリア51のほか、トノパー試験区域、ネバダ試験場などがある。
爆撃・射撃訓練場はラスベガス北部にあり、敷地面積は5200平方マイル、ネバダ試験場の敷地面積は単独で約1600平方マイルあるが、一部の地域は核実験の放射能汚染を軽度だが受けている。