習近平・中共中央党校校長(中央政治局常務委員、中央書記処書記)は1日、中央党校の秋学期開校式典でスピーチをした。習校長は「歴史文化を学び、総括し、歴史経験を参考にし、運用することは、わが党が一貫して重視し、提唱している指導業務を達成するための重要な思想および方法だ。指導幹部はどのレベル、ポストにあろうとも、歴史を学び、そこから修養の強化や仕事の達成に有益な知恵と滋養を汲み取り、認識能力と精神の境地、指導業務の水準をたゆまず高めるべきだ」と強調した。
また「歴史は民族と国家の形成、発展、その盛衰の真の記録であり、先人の様々な知識、経験、知恵の集大成だ。歴史の学習および歴史経験の総括と運用の重視は、歴史法則をたゆまず認識し、把握する中で前進の正しい方向と道を見出すことに資する。これはわが党が過去90年間、中国の革命、建設、改革を指導して勝利を収め続けることのできた重要な原因だ」と指摘した。
習校長はさらに「指導幹部は中国の歴史を学び、中国人民が古来創造してきた輝かしい歴史文化を理解し、中華民族が長い歴史発展の過程で形成した優れた伝統を受け継ぎ、そこから思想の精華を汲み取り、新たな実践と結びつけて大いに発揚し続けなければならない」と指摘した。
「人民網日本語版」2011年9月2日