9月23日、日本は6基目の情報収集衛星「光学4号機」の打ち上げに成功した。日本政府の発表によると、この「光学4号機」は、主に朝鮮の軍事施設への監視強化のために打ち上げられたという。
実際、日本は2003年3月にはすでに「朝鮮脅威論」を口実として、初めての情報収集衛星2基を打ち上げ、その後相次いで3基の情報収集衛星を打ち上げている。技術面からみると、これはすでに朝鮮監視の需要を遥かに上回っている。では、日本の本当の意図は一体は何だろうか。
◇露中の軍事施設への監視を強化
長い間、日本政府は晴天の白昼、高精度で撮影できる光学衛星2基と、夜間や曇天時にも電波で物体を捉えられるレーダー衛星2基の計4基体制を確立し、いかなる条件においても世界のいかなるところに対しても、毎日少なくとも1回偵察できることを目指している。その後、レーダー衛星2基は相次ぎ故障で使用停止になったので、日本政府は、2012年度に改めて2基の衛星を打ち上げる予定である。
今回の4号機は第2世代で識別可能な物体の大きさ(解像度)が第1世代の1メートルから約60センチに向上している。これで情報収集衛星のネットワークはさらに整備され、世界に対する監視能力も一層強化されている。
米国中央情報局(CIA)のウェブサイトの報道によると、日本は初の情報衛星2基を2003年に打ち上げてから、国内に写真や画像を伝送し続けてきた。内容は朝鮮の核施設やミサイル発射基地などのほか、ロシアと中国の軍事施設も含まれるという。
◇米国への過度の依存から脱却