中国は31日に北京で、ラオス、ミャンマー、タイとメコン川流域取締り・安全協力会議を開催する。中国人船員13人がメコン川で銃殺された事件の徹底的な捜査と解明を速やかに行い、メコン川における4カ国の取締り・安全協力制度の構築を促し、メコン川流域の水上運輸の安全と秩序を確実に守り、船舶と乗組員の生命と財産の安全を確保することが目的だ。
中国公安部の孟建柱部長(国務委員)、タイのコウィット副首相、ラオスのドゥアンチャイ副首相兼国防相、ミャンマーのココ内務相らが出席する。
メコン川流域の取締り・安全協力について二国間・多国間協議を行い、合同パトロール、重大な治安問題への共同対策、国際犯罪の共同取締り、突発的事件への共同対応の強化などについて幅広く合意すると見られる。
「人民網日本語版」2011年10月31日