米露が東アジアサミットに初参加 主導権を握りたい米国

米露が東アジアサミットに初参加 主導権を握りたい米国。 ASEANや東アジアなど一連の首脳会議がインドネシア・バリ島で開幕した。米国とロシアが東アジアサミットに参加するのは今年が初めて。米国の参加は、席が1つ増えるというような簡単なものではない。盛大なパーティでいえば、米国は中心の席を確保し、改めて料理を注文する必要がある…

タグ: 東アジア サミット 米国 ロシア 南中国海

発信時間: 2011-11-17 11:38:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

金融危機以降、アジア太平洋は世界で経済成長が最も速く、最も活力のある地域で、従来はなかった安全要素を中心とする安全保障問題にも関心が集まるようになっている。クリントン国務長官は外交雑誌「Foreign Policy」に書いた「米国の太平洋世紀」で、米国は今後10年、多くの資源をアジア太平洋地域に投入し、戦略的移転を行う考えを示した。米国がアジア太平洋地域における国家的地位を強調する以外に、インドなども積極的に同地域への入り口を模索している。米国とロシアの正式参加で、アジア太平洋地域における大国間の勝負に新しい状況が誕生するだろう。

中国現代国際関係研究院グローバル化研究センターの劉軍紅主任は、「米国の参加は、席が1つ増えるというような簡単なものではない。盛大なパーティでいえば、米国は中心の席を確保し、改めて料理を注文する必要がある。米国の口にあうのはまさに安全保障に関する議題だ。米国は昨年から、朝鮮半島問題、中日船舶衝突事件、南中国海問題など東アジアの一連の安全保障問題を「調理」する準備を整えてきた。今回の東アジアサミットの本題は、中米露の安全構造になるだろう」と語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月17日

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