▽第二に重点プロジェクトを実行に移す。以前および今回署名された協力プロジェクトを着実に推進し、その中で技術が進み、効果のよい大型プロジェクトについては、両国政府が資金面で支援すべきだ。北東アジア、東アジア経済の一体化〈統合〉促進という大局から出発し、中日韓の循環型経済モデル拠点建設を推進する。
第三に技術の成果を共有する。日本側が省エネ・環境保護の進んだ技術をもっと多く中国に導入し、技術によって市場を開拓し、技術協力のもつけん引機能をよりよく発揮させるよう希望する。中国は双方の企業や研究機関が技術研究・開発を共同で繰り広げることを奨励し、知的財産権保護を一段と強化する。
日本の枝野幸男経済産業大臣が開幕式に出席した。中国国家発展・改革委員会の張平・主任が司会を務めた。開幕式には両国の実業家、専門家・学者、政府高官約1000人が参加した。今回のフォーラムでは、クリーン・リーダー制度、グリーン建築、汚水汚泥処理、循環型経済、新エネルギー自動車、石炭と火力発電および中日長期貿易の7分科会も設けられている。
「新華網日本語」より 2011年11月27日