来年、2012年は掛け値なしに重要な選挙の年だ。米国、フランス、ロシア、メキシコ、韓国、スペイン、モンゴル、ベネズエラ、ドミニカ、東チモール、アイスランド、ガーナ、ケニア、マリ、シエラレオネ、レソト、イエメンで選挙が実施される。中でも国連安保理常任理事国である米、仏、ロの大統領選は世界情勢に計り知れない影響を与える。人民日報海外版が伝えた。
オバマ大統領の再選にアナリストはすでにやや懐疑的だ。共和党が政権に就いた場合、オバマ政権の進めた「アジア太平洋新戦略」は調整されるのだろうか?アフガン情勢や米ロ関係への対応は?中東での権勢はどう維持するのか?これらはいずれも国際情勢に大きく影響する。
ロシア下院選はすでに結果が発表された。統一ロシアが絶対多数を維持したが、得票率75%という目標は大幅に下回った。予想外の事態が起きなければ、プーチン首相が来年プーチン大統領になる。
フランス大統領選は現職のサルコジ大統領、社会党のフランソワ・オランド氏、極右政党「国民戦線」マリーヌ・ル・ペン党首が有力候補と見なされている。だが誰が当選しようとも、欧州をフランスの対外政策の軸とする方針は変わらず、対中関係も当初は緊張しても後に緩和し、適切に処理されるだろう。
一方、韓国大統領選は少なくとも朝鮮半島情勢に重要な影響を与える。李明博大統領のハンナラ党は団結しておらず、民主党に付け入る隙を与えている。もちろん見通しはまだ不透明だ。だが両党の溝の1つである対朝「太陽政策」を遂行するかどうかは、朝鮮半島情勢も変えうる。
来年の選挙で選ばれるのは1人1人の個人だが、その影響が及ぶのは世界全体かもしれないのである。
「人民網日本語版」2011年12月9日