中国外交部の劉為民報道官は14日の定例記者会見の席で「中国側は警察官の追加派遣、パトロールの強化などの措置を講じて、中国駐在韓国大使館に対する安全と治安を強化した」と語った。
劉報道官は次のように説明した。中国駐在韓国大使館の関係部門からの報告によると、韓国大使館が空気銃から発射されたと思われる鉄球による襲撃を受けた。このことを中国側は非常に重視しており、関係部門が調査処理をしているところだ。現場での調査によると、韓国大使館の休憩室のガラスは破壊されているが、銃撃による可能性は非常に小さい。
さらに「最近、韓国の一部の団体と個人が韓国駐在中国大使館の前で抗議デモを行った。中国側はすでに、着実な措置を講じて、韓国駐在中国公館の安全と正常な活動を保証するよう韓国側に求めた」と話した。
「新華網日本語」2011年12月15日