張明・前外交部(外務省)弁公庁主任が楽玉成、馬朝旭両氏に続き、外務次官補に昇任した。張明氏は外交部に長年勤め、海外駐在経験も持つ。外交部弁公庁主任時代は部内業務の調整、各機関・在外外交機関の情報化、外交上の突発的事態への対応の調整などを担当した。「東方早報」が伝えた。
張明氏に先立ち、楽玉成政策計画局長、馬朝旭報道局長も外務次官補に昇任した。現在、外交部高官は楊潔チ外相以下、張志軍、李金章、崔天凱、傅瑩、宋涛、テキ雋、程国平の外務次官7人、呉海龍、劉振民、張昆生、楽玉成、馬朝旭、張明の外務次官補6人の計14人いる。
他にも重要部署の人事異動が多くあった。張明弁公庁主任の後任に李慧来氏が就任。馬朝旭報道局長の後任に、かつて副報道局長を務めた秦剛駐英公使が就任。邱国洪ネパール大使が渉外安全事務局長に就任。パン森・前国際局副局長が軍備抑制局長に就任。寧賦魁・国境海洋事務局長の後任にトウ中華・前香港澳門台湾局長が就任。香港澳門台湾局長にセン永新・前外交部駐香港副特派員が就任した。このほか劉建超駐フィリピン大使、章啓月駐インドネシア大使も新たなポストに就くと見られている。
「人民網日本語版」2012年1月13日