米軍撤退に複雑な心境の日本

米軍撤退に複雑な心境の日本。 米軍普天間飛行場(沖縄県)移設問題が遅々として進展しないため、米国側はついにしびれを切らし、日本と在日米軍再編計画の調整協議を始めた。一体米国に撤退してほしいのか、このまま留まってほしいのか、日本のこの問題をめぐる複雑な心境はなかなか解決できない…

タグ: 普天間 沖縄 グアム 移設 8000人

発信時間: 2012-02-07 13:47:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本のメディアは、この調整は日本に少なくない難題を残す可能性があると指摘する。まず、米国は海兵隊移設計画と普天間基地移設問題を関連付けていることから、普天間飛行場の移設計画が完全に水の泡になり、沖縄県宜野湾市の市民はずっと騒音と危険の中で野生活を余儀なくされる可能性がある。次に、グアム移転の人数を半分近く減らした。残りが約束通り沖縄から撤退するか、計画通り沖縄南部の基地6箇所を返還するか、さらに再編計画修正後、日本が出すおカネが減るのか、米国側は日本の出資を別の場所に使うよう要求しないかなど疑問が残る。日本政府が同意したとしても、不景気に苦しみ、消費税増税が見込まれる日本国民にとっては少なくない負担となる。最後に日本の保守メディアは、米海兵隊が沖縄とグアムの駐留人数を減らすと、北東アジアでの「有事」の際、日本には十分な抑止力がないのではないかと懸念を示す。

一体米国に撤退してほしいのか、このまま留まってほしいのか、日本のこの問題をめぐる複雑な心境はなかなか解決できない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月7日

 

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