2月7日、環球時報によれば、シリア問題で反対票を投じたことで、西側諸国が一斉に中国、ロシアを批判をしている。また、中東の一部の国もこの西側の反応に呼応している。シリア反対派に対する“支持”を表す意味で、一部のリビア運動家が6日、中国、ロシア両国のリビアの首都・トリポリにある大使館を攻撃した。この事件で中国大使館の窓ガラスに多数の穴が空く事態となった。
6日、中国、ロシア両国はそれぞれ、西側諸国の批判に対しコメントを出している。中国外交部広報は、6日、シリア問題について「中国は何人の庇護者でもなく、また、何人に反対するものでもない。客観・公正な立場と責任ある態度を堅持する。」と公表した。ロシアのラブロフ外務大臣は西側の“ヒステリックな”対応を批判している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月7日