安保理、対シリア決議案を否決
安保理、対シリア決議案を否決 。
タグ： シリア 中国 ロシア 拒否権 安保理
発信時間： 2012-02-05 14:11:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
国連安全保障理事会は4日に対シリア決議案の採決を行い、ロシアと中国が拒否権を行使したため、決議案は否決された。ロシアと中国による拒否権の行使は昨年10月4日の対シリア決議案採決に続き2度目となる。
なお、ロシアと中国以外の13カ国は決議案に賛成票を投じた。
中国の李保東国連常駐代表が発言し「当面の情勢の下、シリアに一方的に圧力をかけたり、強制的な解決方案を実施するのは、シリア問題の解決に役に立たず、むしろ情勢をいっそう複雑にするだろう」と述べた。その上でシリア危機の解決に向けて、できるだけ早くシリア人が主導し、各方面が参与する包括的な政治プロセスを開始するために、アラブ連盟が払った努力を支持するとの中国の考えを示した。また「対話と交渉を行い、平和的な方法で食い違いと矛盾を解決し、シリアに安定を取り戻せる」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2012年2月5日
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