米国を訪問中の梁光烈国防部長は7日、パネッタ米国防長官と会談した。会談後、「中米両軍は4つの共通認識にいたった」と梁氏は話した。
梁国防部長とパネッタ国防長官はワシントン時間の7日午後、会談し記者会見を開いた。中国の国防部長のペンタゴン訪問は9年ぶり。
合同記者会見で梁氏は、中米両軍関係、国際情勢、地域情勢、その他双方が関心を寄せる問題について、パネッタ国防長官と率直に突っ込んだ意見を交換し、次の4つの内容で合意したと述べた。
(1)中米両軍関係は両国関係の重要な構成部分であり、双方は相互尊重、互恵・ウィンウィンのパートナーシップの枠組みの下、健全かつ安定した信頼できる両軍関係の発展に尽力する。
(2)両国の国防部門と両軍の戦略的コミュニケーションを強化し、対話と協議を通じて戦略的相互信頼を堅持し、相違する敏感な課題をうまく処理する。防衛協議、国防省作業会合、海上軍事安全協議制度、国防部直通電話(ホットライン)の重要な役割を今後も発揮する。