(3)各レベル、各分野の具体交流・協力を強化し、共通利益を拡大し、人道主義の援助や減災、軍事資料、環境保護、医学、学校教育、文化・スポーツなどの分野で幅広い交流を展開する。
(4)アジア太平洋地域の安全情勢は複雑で厳しく、両軍の安全保障分野における協力強化は、本地域の平和と安定維持につながり、双方の根本利益にも一致する。さまざまな脅威や挑戦に対応するため、中米両軍は今後も安全保障分野における従来の協力を強化し、人道主義の援助や減災、海賊対策などの合同演習を年内に行う。
最後に梁氏は、「中米のパートナーシップとともに築かれる平等・互恵、協力・ウィンウィンの新たな軍事関係は、中米国防部門共通の責任であり、世界・地域各国の共通の期待でもある。そのため中米は相手の核心利益と配慮を尊重し、相違する課題をうまく処理し、対話・意思疎通を強化し、具体協力を深化させ、両軍関係の健全かつ安定した発展を押し進める必要がある」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月8日