上海協力機構対テロ合同軍事演習「平和の使命2012」に参加する中国の全将兵が5日午後までにタジキスタン国内の演習予定地に無事到着した。
今回の演習にはロシア、中国、カザフスタン、キルギス、タジキスタンの5カ国から計2000人余りが参加する。中国からは369人が参加。このうち陸軍航空部隊は5日に新疆ウイグル自治区のカシュガル空港を発ち、キルギスを経て同日中に演習予定地に到着。地上部隊は6月3日に新疆ウイグル自治区アルトゥシュ市を車両で出発し、キルギスを経て、5日に演習予定地に到着した。
今回の演習は上海協力機構加盟国各軍による定例の対テロ合同軍事演習であり、各軍の訓練水準と協力水準を高め、「3つの勢力(分離独立派・宗教過激派・テロリスト)」を震え上がらせ、地域の平和と安定を守るうえで重要な意義を持つ。
「人民網日本語版」2012年6月6日