中国は何がなんでも核能力を高めるべき

中国は何がなんでも核能力を高めるべき。 米メディアによると、米軍は中国が弾道ミサイルの発射実験を実施するのを3回確認した。米国は、これらは潜水艦発射型弾道ミサイル「JL-2」、地対地の多弾頭ミサイル「DF−41」、多弾頭長距離ミサイル「DF-5」だと推測…

タグ: DF−41,DF-5,ミサイル,第二砲兵部隊

発信時間: 2012-09-05 16:01:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中米戦略の互いに対する疑いが深まり、米国の中国台頭に対する焦りが強まっていることから、中国は核能力を高め、中米間の核抑止の質の差を縮める必要がある。長期的な目で見て、中国は米国と同じ核能力を備えようとは思っていないが、米国に対して「同等の核抑止」をする努力はすべきだ。そうすることで、中国の核兵器の数が米国より少なくても、米国の中国核能力に対する畏敬と中国の米国核能力に対する畏敬はほぼ同じになる。

中国の第二砲兵部隊は近年、急速に発展し、完全な自主イノベーション能力を備え、単弾頭から多弾頭に転換し、発射方式を固定方式から移動方式に変えたほか、攻撃・防衛力の質も高めた。こういった動きは今後拡大し、アジア太平洋情勢に次第に馴染み、地域全体のその他の戦略的要素と尊重し合いながら共存すると見られる。

核大国のソ連が崩壊したことから、核兵器は「役に立たないもの」と思ってはいけない。ソ連は核兵器の発展によって崩壊したのではなく、それは原因のごく一部にすぎない。仮に現在のロシアに高い核能力がないとすれば、サウジアラビアにやや勝るだけの国である。

中国の民衆と第二砲兵部隊の距離を適度に縮め、核能力について考えさせることは、国のコンセプトと認識の一部になっている。中国は戦略的使命のある国で、民衆の国家感は小国寡民と異なっていなければならない。民衆の国のコア能力に対する知識があまりに欠けていれば、全社会の健全なイデオロギーの形成に影響する。

核兵器開発の新参者である中国には、使用に関する経験が欠けている。中国は核のハードウェアを開発し、絶えず学び、模索し、それらと中国の複雑な国家使命を一体化させる必要がある。これは中国の重要な革新のプロセスでもある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月5日

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