共通認識を拡大し、自由貿易プロセスを加速
共通認識を拡大し、自由貿易プロセスを加速。
タグ： APEC,アジア太平洋経済協力会議
発信時間： 2012-09-07 13:31:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
ペルーのリマ商会経済・企業発展研究所のセサール所長は「ペルーの発展はAPECに負うところが大きい。現在ペルーの主要輸出先、ペルーへの主要投資国はいずれもAPEC参加国だ。APECの枠内で参加国・地域との調整や協力を通じて輸出を拡大し、より多くの外資や技術移転プロジェクトを導入したい」と述べた。
エクアドルのキト大学のザンブラーノ教授は「アジア太平洋経済の台頭はAPEC参加国・地域に経済的利益をもたらしただけでなく、世界の需要増加も力強く促した」「APECは発足以来、地域経済統合の推進、保護貿易主義の阻止、市場の信頼の強化の面で肝要かつ積極的な役割を演じ、日に日に仕組みを整え、影響力を増す地域経済協力組織となり、力強い活力を示している」と指摘した。
南開大学APEC研究センターの劉晨陽教授は「間もなく開催されるAPEC首脳会議が共通認識を固め、実効性ある措置を講じ、世界金融危機解決の道筋を見いだせるか否かが注目される。アジア太平洋地域は過去20年余りにわたり世界で最も経済成長の活力を備えた地域であり、今後も世界経済を先導する」と指摘した。
中国太平洋経済協力全国委員会の唐国強会長は「東アジアの自由貿易プロセスは加速しており、中国と日本はASEANプラス3やASEANプラス6で共通認識にいたった。北東アジアの自由貿易プロセスには今年前向きな進展があり、ASEANは地域包括的経済連携交渉を発起。最近のASEANプラス3（中日韓）経済関係閣僚会議では複数の具体的な合意に達した。事実が物語るように、アジア太平洋地域には地域経済統合の目標をめぐり複数の枠組みが競って発展する構図が形成されているが、調整機能を果たせるのはAPECだけだ」と述べた。
「人民網日本語版」2012年9月7日
コメント数:0最新コメント
コメントはまだありません。
一覧同コラムの最新記事
