習近平副主席、米国に釣魚島問題への不介入を要請

習近平副主席、米国に釣魚島問題への不介入を要請。 習近平国家副主席・中央軍事委員会副主席は19日午前、訪中しているパネッタ米国防長官と会談し、「米国側が地域の平和と安定の大局に目を向け、慎重に行動し、釣魚島の主権争いに介入せず、矛盾を激化させ情勢を複雑にする恐れのある行動をとらないことを望んでいる」と述べた…

タグ: 習近平 パネッタ 釣魚島

発信時間: 2012-09-20 10:55:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国の習近平国家副主席・中央軍事委員会副主席は19日午前、訪中している米国のパネッタ国防長官と人民大会堂で会談した。

会談中、習近平副主席は中国側の釣魚島問題における厳正な立場を表明し、次のように語った。81年前、日本は世界を震わす「九一八事変」を引き起こした。日本の軍国主義は中華民族に深刻な害を与えただけでなく、米国を含むアジア太平洋諸国もひどく傷つけた。日本国内の一部の政治勢力は隣国やアジア太平洋諸国に戦争の傷をもたらしたことを反省するどころか、さらに深刻にし、誤ちを繰り返し、「釣魚島購入」の茶番劇を繰り広げ、『カイロ宣言』と『ポツダム宣言』に国際法の効力がないと公然と疑問を投げかけ、隣国との領土紛争を激化させるなどの行動をとっている。国際社会は、日本側による世界反ファシズム戦争勝利の成果を否定し、戦後の国際秩序を挑発しようとする企みを決して容認してはいけない。日本側は危険な状態になる前に踏みとどまり、中国の主権と領土を損なう一切の誤った言動をやめるべきである。米国側が地域の平和と安定の大局に目を向け、慎重に行動し、釣魚島の主権争いに介入せず、矛盾を激化させ情勢を複雑にする恐れのある行動をとらないことを望んでいる。

パネッタ国防長官は、「米国側は近ごろの東中国海の情勢に強い関心を持っている。中国側の歴史的要因に関する説明を真剣に聞いた。米国側は領土紛争に関して立場を示さず、当事国に挑発行為をやめ、平和的な方法で紛争を解決するよう呼びかける」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月20日

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