ロシア政治・軍事分析研究所のアレクサンドル・フラムチヒン副所長はこのほど文章の中で、各国の潜水艦の実力および潜水艦の発展すう勢を分析し、「ロシア海軍の潜水艦数は中国と米国に次ぐ世界3位、原子力潜水艦数は米国に次ぐ2位で、全体的な実力はディーゼル潜水艦・多目的原子力潜水艦数が1位の中国を上回る。ロシアは今後、潜水艦部隊を優先的に発展させ、戦略核兵器の構成要素、巡航ミサイルの発射艦、海上ミサイル防衛システムの構成要素とするべきだ」と指摘した。ロシア軍事関連サイトが12月18日に伝えた。
資料写真:オハイオ級巡航ミサイル原子力潜水艦
ロシアの専門家によると、米国は世界最強の原子力潜水艦部隊を保有している。戦略核兵器に属しない戦略ミサイル原子力潜水艦以外に、米国の先進的な潜水艦には4隻のオハイオ級巡航ミサイル原子力潜水艦、9隻のバージニア級原子力潜水艦(30−40隻の建造を予定)、3隻のシーウルフ級原子力潜水艦、42隻のロサンゼルス級原子力潜水艦が含まれる。これらの原子力潜水艦は非常に広範な作戦能力を持ち、各国の海軍に対抗することが可能だ。さらにトマホーク巡航ミサイルを用い、敵国の沿岸目標物を破壊できる。米国はさらに、最強の対潜水艦能力を持つ。