激動の2012 中国は勝ち組

激動の2012 中国は勝ち組。 国際社会においても、大国のトップが交代することで、外交政策を急変させるのではないかという不確定な恐慌が生じる事が多々あるが、今回の中国における新政権発足では、そのようなことは全く無かった。今年行われた世界中の政権交代や新政権発足の中で、中国のそれは最も安定的なものだったと評価されている…

タグ: 十八大 政権  腐敗 外交 公的権力 体制

発信時間: 2012-12-30 09:10:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

インターネット技術やグローバル化も中国の変化を力強く後押ししている。特に今年の中国はこの変化の中での舵取りを行ってきた。これらの変化が中国の戦略方向を決定し、我々はその流れに身を任せるしかないのか、それとも、この変化を追い風として時代の先導者となり、方向性や道の選択権を確保できるか、これは今後の中国国家と人民にとって、その運命を左右する大きなポイントとなってくる。

2012年、中国は世界における不動の地位を確立した。国際問題でも更に自信を持つようになったが、傲慢になったという者はいない。中日間や南海問題においても、我々は中国の権益を主張しつつ、アジア太平洋の平和という大局を維持し、双方のバランスをうまく保っている。

2012年、中国は世界の勝ち組となった。中国の経済情勢は、世界の主な経済体の中で最良の状態を維持している。社会思想の共同認識度も回復を見せ、国家改革事業も順調に進んでいる。これらは全て中国の国際競争力を強め、社会的安定もまた、資源貯蔵と裾野拡大という新たな流れを呈している。

2012年は、もちろん警鐘も鳴り響いた。中国の公的権力には本当に有効な監督体制が不可欠である。これまでのような党内監督では効果が上がらないため、今後は社会の介入が大きな流れとなるだろう。社会の権力に対する監督を開放・奨励し、民主政治を拡大しつつ、国家の意思決定力は維持しなければならない。国民の政治への参加によってもたらされる建設的成果は、それによって生じる新たな問題を遥かに上回るだろう。これは中国にとって大きな難題だが、将来、中国の改革を語る上で精彩を放つものとなる事を切に願う。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年12月30日

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