2013年、北東アジア情勢に明るい兆しか?

2013年、北東アジア情勢に明るい兆しか?。 12月26日の安倍晋三氏の首相就任で、北東アジア4カ国の首脳交代が完了した。2013年は4カ国とも新リーダーが舵取りをする。北東アジア情勢の最悪な時期を乗り切る明るい兆しに人々は厚い期待を寄せている。各国が新たな1年、北東アジアの平和と安定の大局を重視し…

タグ: 北東 アジア 危機突破 内閣 釣魚島 朝鮮半島

発信時間: 2013-01-04 15:44:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇緊張が緩む韓朝関係

朝鮮半島に関しては、金正恩(キム・ジョンウン)が就任して1年が経ち、政局が安定、開放的な姿勢がみられる。一方、韓国の朴槿恵(パク・ クンヘ)大統領も就任後、国の安全保障を確保した上で、朝鮮との関係を改善したいと表明。新たな1年、韓国と朝鮮の緊張関係が緩む可能性が出てきた。

北東アジア情勢の発展に米国の要素は排除できない。釣魚島の領有権をめぐる中日対立において始めは立場を示さなかった米国もその後、釣魚島が日米安保条約の適用範囲であると宣言、明らかな介入を始めた。朝鮮半島問題においても、朝鮮に核放棄を強く求め、米日韓の協調的立場を強調。天安沈没事件でも米国の影が見え隠れしていた。現在アジアへのシフトを進める米国は新たな1年においても北東アジアの問題に介入する機会を伺うだろう。

◇平和と安定に努める中国

中国は北東アジアの平和と安定を一貫して主張し、たゆまぬ努力を続けてきた。その揺るぎない立場はリーダー交代で変わることはない。朴槿恵(パク・ クンヘ)大統領の当選を受け、中国の首脳は祝電を送り、新たな1年、両国共に努力し、中韓関係のさらなるステップアップを求めた。安倍氏の再登板に際しても、日本と中国が同じ方向に向かって進むため、誠意ある努力を望むと表明。各国が新たな1年、北東アジアの平和と安定の大局を重視し、外部からの妨害を排除し、共に努力すれば、この地域の情勢は良い方向に発展していくだろう。(作者:延静元外交官)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月4日

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