2013年、北東アジア情勢に明るい兆しか?

2013年、北東アジア情勢に明るい兆しか?。 12月26日の安倍晋三氏の首相就任で、北東アジア4カ国の首脳交代が完了した。2013年は4カ国とも新リーダーが舵取りをする。北東アジア情勢の最悪な時期を乗り切る明るい兆しに人々は厚い期待を寄せている。各国が新たな1年、北東アジアの平和と安定の大局を重視し…

タグ: 北東 アジア 危機突破 内閣 釣魚島 朝鮮半島

発信時間: 2013-01-04 15:44:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

12月26日の安倍晋三氏の首相就任で、北東アジア4カ国(中国・日本・朝鮮・韓国)の首脳交代が完了した。2013年は4カ国とも新リーダーが舵取りをする。北東アジア情勢の最悪な時期を乗り切る明るい兆しに人々は厚い期待を寄せている。1日付の香港紙・大公報が伝えた。

◇日本の前外務次官訪中へ

安倍首相は新内閣を「危機突破内閣」と命名し、経済問題を中心とする国内外の難題に取り組む方針だ。ただそれらの問題は外交問題と緊密な関係にある。安倍氏本人も強硬派だが、閣僚の中にはタカ派も少なくない。首相就任前は前回の首相在任中に靖国参拝できなかったのは「痛恨の極みだ」とし、中国に対して強硬な態度を示した安倍氏も就任後は、来春の靖国神社参拝を見送るなど態度を一変。さらに中国との関係改善を探るべく、外交通の谷内正太郎前外務事務次官を中国に派遣する見通しだ。安倍氏は民主党政権の元首相たちより、国際的視野や対中関係処理に一段優れている。06年当時も中日関係は冷え込んでいたが、彼は首相就任後すぐに訪中し、情勢の打開に努めた。今回は釣魚島(日本名・尖閣諸島)をめぐる領有権問題の存在を認める勇気と決意が試される。

日韓関係の改善も安倍内閣の重要な外交課題だ。安倍氏は就任してから韓国との関係改善を望んでいると明らかに示し、李明博(イ・ミョンバク)大統領も安倍氏の当選に祝電を送り、両国関係の改善を求めた。両国は閣僚級会談をすでに再開した。新たな1年、特に大きな問題がなければ、日韓関係は回復・改善する見通しだ。

◇緊張が緩む韓朝関係

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