◇中国の経済成長を抑制
日米印は軍事・政治の高官にミャンマーを訪問させ、さらにミャンマーに金をばらまいている。これによりミャンマー進出を図り、中国の経済成長を抑制する構えだ。
長期的に西側諸国から孤立していたため、ミャンマーは未開墾の市場、「東南アジア最後の未開の地」とされている。ミャンマーは膨大な市場、安価な労働力の他に、豊富な鉱産物と天然ガス資源を持っており、外資系企業を引きつけている。
中国は長年に渡りミャンマー市場の最大の投資家であり、ミャンマーとの経済・貿易提携がすでに相当規模に達している。しかし日米印が対ミャンマー関係の構築を開始し、三カ国の企業によるミャンマー市場開拓の意欲が高まる中、中国の東南アジアにおける経済成長が挑戦に直面している。日米主導の対中国包囲網が、関連国を巻き込む可能性さえある。
◇ミャンマーとの軍事協力