河津幸英:日本の上陸作戦能力が解放軍の敵ではない

河津幸英:日本の上陸作戦能力が解放軍の敵ではない。 中日の釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題を巡る係争が日増しに激化している。安倍首相は「いかなる代価も惜しまず」これらの係争が存在する島嶼を防衛すると宣言し、自衛隊も「離島奪還訓練」を頻繁に実施している。その中国に対する意図は明らかだ。しかし台湾の軍事誌・亜太防務の最新号は、日本軍事情報研究会理事の河津幸英氏の分析内容を掲載し、「離島奪還作戦、特に海から陸への上陸において、自衛隊は解放軍に大きく遅れを取っている」と伝え…

タグ: 亜太防務 河津幸英  海上自衛隊 上陸作戦

発信時間: 2013-02-14 10:19:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

資料写真

揚陸艦の他に、自衛隊は砂浜・陸地を争奪する縦方向の作戦に必要な、水陸両用強襲車が不足している。日本には野戦用の水陸輸送車さえなく、長年に渡り渡海作戦の準備を進めてきた解放軍と比べ劣勢が際立つ。防衛省は米国からAAV7A1水陸両用強襲車を調達することを決定したが、これは理想的な水陸両用車ではない。AAV7A1は40年前に誕生し、防弾性能が劣るばかりか、水面移動時の時速は13キロのみで、中国軍の敵ではない。

報道によると、解放軍は先進的なZTD-05水陸両用強襲車を配備した。ZTD-05は中国の99式戦車と同じ1500馬力のエンジンを搭載しており、水面移動時の時速は40キロに達する。また自衛隊は、高い技術を必要としないが非常に重要な揚陸艇を持たない。自衛隊は現在6隻の揚陸艇を保有しているが、簡易版の上陸用舟艇や機械化上陸用舟艇などを1隻も持たず、砂浜を奪い上陸する能力が懸念される。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年2月14日

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