インドの退役海軍幹部は、「これらはすべて候補地ではあるが、実際に基地を建設するのは大胆な行動だ。それは中国に軍事基地を提供し、インドを敵視すると認めることになるからだ。グワダル港では反インドの輿論が形成されており、最も理想的な候補地と言える」と指摘した。
中国海軍問題アナリストのSreekanth Kondapalli氏は、「地域の大国として、インドはインド洋から近く地理的な優勢を占めているが、インドはインド洋を領海と称することができない。インド洋は航海開放の原則を持つ、世界で3番目の面積を持つ海洋だからだ」と述べた。インド海軍の戦略家は、「インドは自国の原子力空母を建造し、東中国海と南中国海で中国に対抗すべきだ。また日本や韓国の海軍と同盟関係を結び、中国海軍の大部分にけん制をかけなければならない」と主張している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月22日