イランは現在、フランス製コンバタント-II級ミサイル艇の技術に基づき、国産のスィーナー級ミサイル艇を建設している。同ミサイル艇に搭載される、射程距離120キロの対艦ミサイルは、中国製のC-802ミサイルの国産版だ。
パキスタン海軍は当初中国の技術に基づき、カラチで4隻のJalalat級ミサイル艇を建造した(満載排水量は185トン、中国製のC-802対艦ミサイルを搭載)。パキスタン海軍は昨年4月、1隻目のアズマット級ミサイル艇を配備した。建造は中国天津新港造船場が担当。満載排水量は560トン、全長は63メートル、幅は8.8メートル、最大速度は30ノット、航続距離は1000カイリに達する。主力武器は2組の中国製C-802A対艦ミサイル発射装置、25ミリ・30ミリ口径艦砲だ。
ミャンマー海軍造船所が昨年中国の支援を受け建造した500トン級ミサイル艇は、中国製C-802対艦ミサイル発射装置を4組、中国が開発した30ミリ口径AK-630型艦砲を搭載する予定だ。
バングラデシュ海軍が昨年建造した小型護衛艇の排水量は648トン、全長は64メートルに達し、主力武器はすべて中国製だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年4月8日